理系総合

結晶質岩における有効き裂間隙率とき裂密度の全球評価

1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 06:13:57 ID:SYS00000

結晶質岩における有効き裂間隙率の把握は、水資源、地質学的貯留、地下生物地球化学にとって重要であるが、データが限られ、地域的に偏っているため、依然として十分に制約されていない。本研究では、全球規模の浸透率データセットと、有効間隙率と浸透率を関連付ける方程式を用いて、世界各地の27,966地点について有効間隙率と水理学的に活動的なき裂密度を推定した。その結果得られた全球の有効間隙率分布は右に裾が長く、深度に伴ってべき乗則に従い減少することが示された。有効間隙率の中央値と平均値は、従来想定されていた値よりも大幅に低い。有効間隙率の自然変動はパラメータの不確実性よりもはるかに大きく、本研究で示した全球的傾向の頑健性を裏付ける。低い有効間隙率は、結晶質地殻内で流体の隔離が促進されることを示唆し、水素およびヘリウムの集積や深部生物圏に影響を及ぼす。

https://doi.org/10.31223/x5wn5x