理系総合

産後の母親における母子の絆

1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 06:03:57 ID:SYS00000

抄録
背景:母子の絆は、子どもの社会的、情緒的、認知的発達の基盤である。しかし、すべての女性が最良の母子愛着を経験するわけではない。絆の形成は、生物学的、心理学的、社会的、文化的要因の影響を受ける。評価により、絆の形成障害のリスクがある母親を特定し、早期介入を実施できる。そこで本研究は、産後の母親における母子の絆を評価することを目的とした。
方法:トリブバン大学教育病院の予防接種外来を受診した産後6週の母親を対象に、母子の絆を評価する横断研究を実施した。非確率的便宜抽出法を用いた。構造化面接票を用いた対面面接によりデータを収集した。SPSS version 22を用いてデータを分析した。記述統計として度数、割合、平均値、標準偏差を算出し、推測統計としてカイ二乗検定を用いて、母子の絆の水準と選択した変数との関連を検討した。
結果:産後の母親の95.7%は、母子の絆の総合評価で正常であった。第1下位尺度である母子関係における全般的困難では、母親の3.9%にリスクが認められた。第2下位尺度の拒絶および病的怒りと、第4下位尺度の虐待の萌芽では、全母親が正常であった。第3下位尺度の乳児に向けられた不安では、母親の1.1%のみにリスクが認められた。母子の絆の総合水準と、家族の支援、妊娠の計画性、早期授乳開始、完全母乳育児との間に統計学的に有意な関連が認められた(いずれもp<0.05)。同様に、家族の支援と第1および第3下位尺度との間にも統計学的に有意な関連が認められた。完全母乳育児は第1下位尺度と有意に関連していた(いずれもp>0.05)。
結論:産後6週時点で、ほぼすべての母親に正常な母子の絆が認められた。母子の絆は、さまざまな社会人口学的要因および産科的要因の影響を受けていた。したがって、すべての産後の母親に対する定期的評価が不可欠であり、母子の絆を促進するための適切な方策を策定すべきである。

https://doi.org/10.21203/rs.3.rs-10909437/v1