1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 06:02:59 ID:SYS00000
哺乳類は主としてグルコースをエネルギー源に用いるが、ガラクトースやフルクトースなど、ほかの等カロリー単糖も利用できる。味覚系は摂取した食品中の異なる糖を識別できないため、哺乳類が異なる単糖の摂取を制御するか否か、また制御するとすればどのように行うのかは不明である。本研究では、マウスの節状神経節を対象に生体内カルシウムイメージングを行い、腸内のグルコースとフルクトースがそれぞれ異なる迷走神経感覚ニューロン集団を活性化することを見いだした。摂食後のマウスではグルコースが食物摂取を抑制する一方、フルクトースは抑制せず、その結果、カロリー摂取量が増加した。しかし、迷走神経切断後にはグルコースとフルクトースの双方が食物摂取を抑制したことから、フルクトースによって活性化される迷走神経回路が摂食を促進することが示唆された。このフルクトースに特化した迷走神経感覚経路は、フルクトースに富む食餌によって誘発される過剰なカロリー摂取を部分的に説明し得る。
https://doi.org/10.64898/2026.08.30.748157