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NimB2オプソニンはキイロショウジョウバエのマクロファージによる黄色ブドウ球菌の認識を促進する

1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:54:42 ID:SYS00000

貪食は自然免疫において保存されたエフェクター過程であり、特殊化した免疫細胞が侵入微生物ならびに死細胞や細胞残屑を検出し、取り込み、分解することを可能にする。可溶性オプソニンは、標的表面を被覆して貪食細胞による認識と取り込みを促進することで、この過程を増強する。ショウジョウバエでは、Nimrodファミリーに属する多くの貪食受容体が同定されているが、オプソニンについての理解は比較的乏しい。本研究では、分泌型Nimrodタンパク質NimB2を、黄色ブドウ球菌の排除を促進する昆虫オプソニンとして同定した。NimB2は脂肪体で産生され、血リンパ中へ分泌され、黄色ブドウ球菌感染に対する抵抗性に必要である。NimB2欠失変異体では、Toll依存性抗菌ペプチドの発現が維持される一方、黄色ブドウ球菌の貪食が減少した。NimB2は、黄色ブドウ球菌とプラズマ細胞(ショウジョウバエのマクロファージ)との結合を促進する。結合アッセイと細菌細胞壁変異体を用いた解析により、NimB2が黄色ブドウ球菌表面のリポテイコ酸(LTA)依存性決定基を認識し、細菌を被覆することを明らかにした。さらに、この被覆によって、NimB2依存性結合に必要な貪食受容体Eaterを介した血球による効率的な認識が可能になることを示した。また、Eaterの過剰発現は、NimB2を介した黄色ブドウ球菌と血球との会合を増強した。以上の結果から、NimB2は特定の細菌リガンドと貪食受容体を結び付ける昆虫オプソニンであることが示された。

https://doi.org/10.64898/2026.08.28.747790