1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:54:22 ID:SYS00000
ビタミンを合成できずに利用する微生物は多いため、ビタミンの利用可能性はしばしば微生物群集を形作る。しかし、ビタミンがどのように利用者に供給されるのかは、いまだ十分に解明されていない。この過程を探るため、土壌、淡水、海洋に由来する数百種の多様な細菌分離株を対象に、ビタミンB12の合成、取り込み、細胞外蓄積を定量した。これらの測定により、異なる供給源・吸収源表現型が明らかになり、生産者が細胞外に供給するB12の量には大きな差異があることが示された。系統的に離れた細菌群においても、B12合成はゲノムの遺伝子構成から予測可能であった一方、取り込みと細胞外蓄積は予測できなかった。制御された細胞死実験と、独立にパラメータ化したモデルにより、細胞外B12量は、死細胞からの放出と生存細胞による再取り込みから定量的に予測可能であることが示された。したがって、細胞外B12の利用可能性は合成のみではなく、放出と取り込みの均衡によって決まり、生産者による再取り込みが従来見過ごされてきた吸収源として機能する。
https://doi.org/10.64898/2026.09.01.748612