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真菌性角膜炎の生体外モデルにおける真菌感染の生体4次元モニタリングにより明らかになったPACK-CXL・ナタマイシン併用療法の有効性向上

1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:49:58 ID:SYS00000

真菌性角膜炎(FK)は世界的に視覚障害の主要な原因であるが、深部角膜実質感染を十分に再現できず、真菌量を経時的に定量することもできない実験モデルによって、新たな治療法の開発と評価は制約されている。本研究では、角膜実質深部への再現性の高い真菌侵入を可能にし、感染を経時的かつ非破壊的に観察できる、Aspergillus fumigatus角膜炎の生体外ブタ角膜モデルを開発した。培養条件の最適化により、栄養豊富な条件と比較して、栄養供給量の低減が角膜実質への侵入を顕著に促進することが明らかになった。YFP発現A. fumigatus株を共焦点顕微鏡法および三次元画像解析と組み合わせることで、個々の角膜内の真菌量を反復定量でき、成立した感染の変化を経時的に観察することが可能となった。本モデルを用いて、ナタマイシンと角膜炎に対する光活性化発色団角膜クロスリンキング(PACK-CXL)を、単独および併用で評価した。いずれの単独療法も、未治療角膜で観察された真菌量の増加を有意に抑制したが、既存の真菌量を一貫して減少させることはなかった。対照的に、ナタマイシンとPACK-CXLの併用療法は、処置したすべての角膜で真菌量を減少させ、いずれの単独療法よりも有意に高い効果を示した。以上の知見は、侵襲性A. fumigatus角膜感染を研究するための定量的な生体外プラットフォームを確立するとともに、真菌の増殖を抑制する治療と、既存の真菌量を減少させる治療とを識別できることを示す。本モデルは、真菌性角膜炎に対する治療介入を経時的に評価し、最適化するための有用な手法となる。

https://doi.org/10.64898/2026.09.02.748893