理系総合

健康な新生児の腸内マイクロバイオームにおける基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生腸内細菌目細菌の持続性

1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:46:36 ID:SYS00000

基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生腸内細菌目細菌(ESBL-E)の保菌率は世界的に増加している。しかし、ESBL-Eが持続的に存在するか、また、それが腸内微生物生態系の変化と関連するかは明らかでない。特に、発達途上のマイクロバイオームが成人と同等の定着抵抗性を示さない可能性がある乳児期早期については不明である。本研究では、ESBL-Eに関する遺伝的要因および周囲の腸内生態系が、乳児の腸内マイクロバイオームにおける持続性にどのような影響を及ぼすかを解明するため、米国イリノイ州シカゴにおいて、出産時および非臨床的な家庭環境で乳児の腸内マイクロバイオーム試料を縦断的に収集した。健康な乳児の腸内マイクロバイオームでは、ESBL-Eの保菌率が予想以上に高かっただけでなく、いったん定着すると持続する傾向も認められた。早期の時点では、ESBL-E陽性乳児と陰性乳児の腸内マイクロバイオーム間で、微生物群集の非類似度がより高かった。非類似度は経時的に低下したものの、従来の検出法で陰性となった場合でもESBL-Eが持続して存在することを示す証拠を提示する。

https://doi.org/10.64898/2026.09.01.26361559