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ミトコンドリア移行はβ細胞と膵島マクロファージ間の代謝コミュニケーションを媒介する

1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:28:26 ID:SYS00000

膵島マクロファージは膵島の恒常性を支え、β細胞が放出する因子を含む環境シグナルに応答して代謝プログラムを適応させる。細胞間ミトコンドリア移行は、細胞応答を調節する生物学的過程である。高い分泌能を持つβ細胞が膵島マクロファージへミトコンドリアを移行させるかを検証するため、β細胞特異的にミトコンドリアGFPを発現するマウス(PhAMfloxIns1Cre)を作製した。その結果、β細胞が生体内および試験管内で膵島マクロファージへミトコンドリアを移行させることを示した。糖尿病誘発性ストレス因子はミトコンドリア移行の頻度を変化させず、β細胞由来GFPを含むマクロファージではタンパク質合成速度が増加していた。RNA-seqにより、β細胞由来ミトコンドリアを受け取ったマクロファージで活動依存性細胞骨格関連タンパク質(Arc)の発現上昇が同定された一方、アクチン細胞骨格動態を阻害するとミトコンドリア移行が妨げられた。以上の知見は、ミトコンドリア移行がβ細胞とマクロファージ間の従来認識されていなかった情報伝達機構であり、膵島の恒常性および免疫調節に寄与し得ることを示している。

https://doi.org/10.64898/2026.09.01.748415