理系総合

映画視聴・視線追跡・認知課題を組み合わせた思春期神経画像データベース

1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:19:48 ID:SYS00000

思春期は神経発達上の重要な時期であるが、神経画像データセットの多くは成人集団に焦点を当てており、この形成期に脳が情報を処理する仕組みの理解には空白が残されている。本研究では、11~18歳の思春期参加者41名から取得したマルチモーダル神経画像データセットを提示する。このデータセットは、自然な映画視聴中に収集した3テスラfMRIデータと、同時に記録した視線追跡および生理学的モニタリングを組み合わせたものである。データはBIDS準拠形式で共有され、技術的検証により、頭部運動が少なく、映画視聴中の被験者間神経同期が強いなど、参加者全体にわたる良好なデータ品質が示された。参加者はスキャンセッションに加え、自己報告による発達特性およびメンタルヘルス特性を幅広く扱う遠隔評価と、報酬に基づく学習および社会的学習を対象とした認知課題を完了した。本データセットは思春期の脳を研究するための豊富な資源であり、とりわけメンタルヘルスと認知における個人差の研究に有用である。再現可能な科学を促進するため、すべてのデータおよび処理コードが公開されている。

https://doi.org/10.64898/2026.08.28.747840