1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:13:15 ID:SYS00000
生物が関連する刺激に注意を向け、その方向へ定位する能力は、生存に不可欠である。哺乳類の脳では、この機能を担う主要な脳領域が上丘(SC)である。注意および定位運動における重要な役割にもかかわらず、感覚的意思決定において上丘が果たす役割についてはほとんど解明されていない。覚醒下で行動するマウスを対象に、Neuropixelsによる記録と神経活動の光遺伝学的操作を用い、ヒゲ依存的な感覚検出課題における上丘ニューロンの活動と行動結果との定量的な関連を示した。上丘が感覚的意思決定に寄与するという考えと一致して、上丘ニューロンの活動は行動成績と相関していた。さらに、上丘の光遺伝学的抑制は、感度や反応時間を低下させることなく行動成績を低下させることが明らかになった。これらの知見は、上丘がヒゲ依存的課題における感覚的意思決定を符号化するとともに、因果的に形成することを示している。
https://doi.org/10.64898/2026.07.01.735970