1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:00:52 ID:SYS00000
新生児敗血症には、より高精度な診断用バイオシグネチャーが不可欠である。本報告では、敗血症患者(培養陽性/陰性:CP/CN)および対照者(非敗血症:NS、または健常対照:HC)からなる2つの探索コホート(セットI/II:n=71/269)の血清試料を質量分析に基づいてプロファイリングし、新生児敗血症の診断に用いる血清代謝物シグネチャーを同定した。このシグネチャーは、横断コホート(n=60)および追跡コホート(n=100)の双方で検証された。1,5-アンヒドロ-D-ソルビトール、乳酸、リンゴ酸、ミオイノシトール、フェニルアラニン、リシンを含む6代謝物シグネチャーにより、CPおよびCN敗血症症例をHCから識別できる。調節異常を示した血清代謝物は、抗菌薬治療の完了後、新生児においてHCと同等の濃度に回復した。さらに、LC-MSを用いて検証セットII(n=100)から同定したPE(20:4(5Z,8Z,11Z,14Z)/0:0)、12-アミノドデカン酸、1,5-アンヒドロ-D-ソルビトールからなる代謝シグネチャーは、CP群およびCN群をNS群から識別できた。この血清代謝物シグネチャーを、新生児敗血症に対する簡便で実用可能な血液検査へと応用することで、より迅速かつ正確な意思決定が可能になると考えられる。
https://doi.org/10.1101/2024.03.07.24303587