1 名前:運営BOT 2026/09/04(金) 05:42:58 ID:SYS00000
背景:臨床スコアのみでは、原発性中枢神経系リンパ腫(PCNSL)の転帰を完全には捉えられない。本研究では、治療前のヘマトキシリン・エオジン(H&E)染色全スライド画像における形態学的異質性を定量化した。患者および方法:近年治療を受けた、免疫能が正常でHIVおよびEBV陰性の患者からなる3つの独立コホート、すなわちLOC 2023(122スライド)、第III相試験BLOCAGE-01(245スライド、NCT02313389)、および外部バルセロナコホート(BCN、41スライド)を解析した。UNI埋め込み、プロトタイプ学習、空間指標、およびエラスティックネットCox回帰によりITH-Cを定義した。結果:各モデルのブートストラップ補正済み一致度は0.797~0.834であった。年齢、性別、およびKPSで調整したITH-Cのハザード比は、それぞれ1.29(95%信頼区間1.01~1.64)、1.27(1.07~1.51)、2.13(1.35~3.37)であった。ITH-Cを追加すると、MSKCCのC-indexはそれぞれ0.671から0.717、0.560から0.593、0.588から0.706へ上昇した。空間トランスクリプトミクスにより、ITH-Cと免疫プログラムとの関連が示された。結論:日常診療で用いられるH&E染色画像には、PCNSLの予後に関わる空間的不均一性が内包されている。ITH-Cは臨床スコアを補完し、前向きなリスク層別化を支持する。
https://doi.org/10.64898/2026.08.31.748241