背景 食料生産のより一層の拡大が続く人口の多い世界において、農家は農薬の使用に従っている。急性の農薬による危険性は医学文献で多く研究され、医療管理についても広く記録されてきた。しかし軽微で静かな曝露は見過ごされており、洞察が必要である。本研究では、有機リン化合物(OPC)への農家および農業従事者の意図しない職業曝露を推定する。曝露は多くの場合、軽微で慢性的な性質をもつ。目的(1)有機リン化合物への職業曝露による毒性に起因する症状を測定する。(2)保存、調理、散布および入浴、防護具(帽子、マスク、手袋、靴)などの個人衛生に関する予防策についての知識と実践を調べる。方法 半構造化で予備調査され、事前に設計したデータ収集用の調査票を用いた地域に基づく横断研究を、2017年4月から8月にかけて実施した。データ収集は、バヴナガル地区の3つのタルカから無作為に選んだ3村から適切な同意を得た後、150名の参加者から行った。結果 41〜60歳の参加者は、農薬を扱うことが共通して見られた。150名の参加者のうち142名(94.67%)が、農薬曝露によって症状を経験した。56名(37.33%)が一般的な防護策としてマスクを使用しており、次いで靴35名(23.33%)、手袋34名(22.67%)であった。結論 農家の半数超(58.33%)は41〜50歳の年齢層であり、(12%)は高齢者(60歳以上)であった。農業という職業における伝統主義のため、農薬の取り扱いは主として男性が担っており、本研究にも反映されている。半数超(52.66%)は低い社会経済階級Vに属していた。さらに約18名(12%)が識字できず、132名(88%)は教育レベルが初等教育から高等中等教育の範囲にあった。研究対象集団の約3分の2(72%)は、中等度から重度のタイプの症状を経験した。143名(95.33%)の被験者は、有機リン系農薬の使用における作業上の操作面について未訓練であり、そのうち中等度の症状が共通して(64.34%)報告された。モノクロトホスおよびアセフェートの使用では、症状が中等度であることが約64.43%で観察された。本研究では、87名(58%)の被験者はあらゆる種類の予防策を実践しておらず、中等度から重度のタイプの症状は50名において観察された。
https://doi.org/10.21203/rs.3.rs-10901643/v1