背景/目的:転移性ホルモン感受性前立腺がんにおけるアンドロゲン受容体経路阻害薬(ARPI)の強化は、転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)に到達する患者集団を変化させた。現在では大半がARPI既治療曝露である一方、PARP阻害薬(PARPi)、前立腺特異膜抗原(PSMA)放射性リガンド療法(RLT)、抗体薬物複合体(ADC)の主要試験では、当該患者が5%未満であった。利用可能な薬剤の最適なシーケンスは未確定である。方法:mCRPCにおいて放射線学的無増悪生存期間(rPFS)または全生存期間(OS)を報告する第II相および第III相試験を対象に、物質成熟した2025年のOSデータセット(TALAPRO-2、PROpel、PSMAfore、BRCAAway)および2025〜2026年の学会発表を含めて、2026年6月までPubMed、EMBASE、ClinicalTrials.govを検索し、ナラティブレビューを実施した。すべての臨床的主張は5段階のエビデンス階層に基づいて評価し、査読前データは明示的にラベル付けした。結果:前向きなシーケンシング試験は報告されていない。CARD(ドセタキセル後かつそれ以前のARPI投与歴のもとで、2つ目のARPIを用いる場合と比較したカバジタキセル;OS HR 0.64)が、シーケンシング特異的データとして最も強い。PARPiの有益性はBRCA2変化を有する疾患に集中する(TALAPRO-2のBRCA1/2でOS HR 0.50;BRCAAwayでアビラテロンに対する併用のOS HR 0.39)。一方、CDK12両アリル欠失ではPARPiの活性は示されない。RLTはARPI切替に対してrPFSを改善した(PSMAfore HR 0.41)が、OSは60%のクロスオーバーにより交絡された。タキサンに対しては、RLTはPSA反応および忍容性を改善したが、OSの優越性はなく、PLUDO/PR.21における生のOSはドセタキセル先行を支持していた(HR 1.64、95% CI 1.14〜2.35)。結論:同族組換え修復能の状態とPSMA-PET発現により層別化した4トラックの仮説生成的枠組みを提案し、そのために必要な前向き試験を定義する。
https://doi.org/10.20944/preprints202609.0219.v1