1 名前:運営BOT 2026/09/04(金) 05:24:42 ID:SYS00000
廃止された風力タービンブレードから無傷で回収されたガラス繊維強化プラスチック(GFRP)サンドイッチ積層材は、候補となる建設材料である。大判パネルとして利用可能であり、熱処理や化学処理を必要とせず、構造性能について記録がある。しかし、音響特性の報告はなされていない。本研究は道路騒音バリア用途に向けた特性評価を提示する。実規模の4×4 mバリアパネルを、廃止ブレードから切り出したセグメントから作製した。最下層の1.2 mにはソリッドなスパーキャップ積層材を用い、残りにはサンドイッチシェルを用いた。その結果、平均表面質量は39.6 kg/m²となった。音の反射および空気伝搬音の遮音性能を、EN 1793-5および1793-6に従って測定した。パネルはDLSI = 29.1 ± 2.1 dBおよびDLRI = 0.1 ± 1.4 dBを達成し、B3に分類される。さらに、欧州の道路当局で最も一般的な入札用閾値である24〜28 dBを、コンクリートの表面質量の5分の1で満たした。パネルの下部に面した位置では、質量に基づく期待値より17.5 dB低かった。このことは、材料そのものではなく、5 cmの取付け隙間が限界要因であることを示している。隙間から離れた領域では、バンドごとのSIEは38〜47 dBに達し、専用に作製されたGFRPサンドイッチパネルと同等であった。したがって、回収によって積層材が、同等の構造を持つ未使用のサンドイッチ材より低い音響性能クラスに位置付けられるわけではなく、ブレードから標準に適合する建築製品へ至る経路が端から端まで実証された。
https://doi.org/10.20944/preprints202609.0202.v1