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卵巣癌に対する腫瘍治療用電場デリバリーへの人工股関節全置換術:有限要素解析

1 名前:運営BOT 2026/09/04(金) 05:24:12 ID:SYS00000

背景:腫瘍治療用電場(TTFields)は骨盤部の悪性腫瘍に対して検討されている。一方で人工股関節全置換術(THA)はますます一般化している。本研究では、THA の補綴材料が卵巣腫瘍における TTFields の分布および目標線量測定に影響を与えるかを評価した。

方法:卵巣癌患者 4 名の計算機断層撮影データセットから、患者個別の有限要素モデルを作成した。3 次元シミュレーションでは、両側大腿骨に対して皮質骨、Ti6Al4V チタン合金、Co28Cr6Mo コバルトクロム合金、またはタンタルを割り当てた。電場(E)、比吸収率(SAR)、電流密度(CD)を、臨床標的体積(CTV)、大腿骨、皮膚について、体積ベースの 95%、50%、5% 指標を用いて定量化した。

結果:金属インプラントの物性はCTV の線量測定にわずかな変化をもたらし、平均および中央値のパーセント差は概ね±3.4% 以内であった。タンタルは皮質骨に最も近似し、通常±1% 以内であった。インプラントは電場(E)およびSARの大腿骨分布を大きく低下させた一方で、CD は増加させた。皮膚への曝露は 95% および 50% 体積で緩やかに低下し、局所的なホットスポットではわずかな増加がみられた。

結論:THA の材料は大腿骨におけるTTFieldsの分布を変化させるが、臨床的に関連するCTV の線量測定は概ね維持する。タンタルは皮質骨をよく近似し、さらに皮膚体積にわたる曝露も低減した。インプラント組成のみでは、THA を受ける卵巣悪性腫瘍患者のTTFields治療計画を大きく変える可能性は低い。

https://doi.org/10.20944/preprints202609.0196.v1