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住民は地震計が測定するものを実感するのか?首都圏におけるプラグイン型家庭用地震計と体感報告を同地点で突き合わせた3年間のパネル実験

1 名前:運営BOT 2026/09/04(金) 05:21:49 ID:SYS00000

発表された地域の震度と屋内で経験される揺れとの相違は、家庭での対策行動やリスクコミュニケーションに影響し得る。本研究では、首都圏において、低コストの市民設置センサーと主観的報告を組み合わせた3年間のフィールド実験(2021〜2024)を報告する。最大92名のボランティアが参加し、センサーホストは家庭にプラグイン型の微小電気機械システム(MEMS)地震計を設置し、参加者は96件の標的地震の後に質問票へ回答した。システムは、8,054回の配布試行に対して5,724件の回答を得た(2022年の回収率80.6%、2023年の回収率67.6%)。回答の96%は72時間以内に返送された。丸めを行わない指標に対しても、主要な知見は頑健であった。第一に、自治体の気象庁(JMA)震度<知覚された震度<屋内の震度の関係が得られた。屋内の震度は自治体の気象庁JMA震度を、1段階の約3分の1に相当する程度上回った(中央値 +0.34、丸めを行わない計測値に対して)。また建物間で1.4段階のばらつきが観測された。第二に、ある事象を「感じた」ことの主要な予測因子は地域の強さ(1段階あたりのオッズ比2.57)であったが、床階の高さとの関連は弱かった。第三に、繰り返しのフィードバックは検出可能な校正効果を生まなかった。過大報告のバイアス(+0.4〜+0.7段階)は、最大96件のイベントにわたって持続した。これらの結果は、屋内の震度を、屋内の地震ハザード評価、ラストマイルの早期警報、リスクコミュニケーションにおける地域指標の補完として支持する。

https://doi.org/10.20944/preprints202609.0163.v1