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初期低用量投与と全用量投与のエンザルタミドによる非劣性生存と寿命延長:単一施設の前向きではない実地(リアルワールド)前立腺癌研究

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:49:14 ID:SYS00000

背景:前立腺癌に対するエンザルタミド治療は標準用量160 mg/日で承認されている。臨床試験に登録された患者より高齢で脆弱な実地の患者においては、低用量で開始することへの関心が高まっているが、このアプローチの長期有効性は不明である。標準用量と前もって低用量で開始したエンザルタミドの投与を受けた患者における長期の生存と寿命を評価する。

方法:2014年から2021年にかけてマルティニーク大学病院センターでエンザルタミドを投与された151例を対象とした後ろ向き解析を行った(160 mg投与102例、≤80 mg投与49例)。生涯末期までの追跡を完全に実施した(追跡完了度98.7%)。主要評価項目は全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、寿命(到達年齢)とした。

結果:≤80 mgの用量は、中央値OSの延長(36.3か月対20.7か月)と関連し、制限付き平均OSの改善(差0.7年、p=0.05)および寿命の延長(中央値82.5歳対78.3歳、p=0.004)と結びついた。12週時点のPSA反応率は低用量で高かった(71.4%対48.8%、p=0.016)。予後因子で調整した多変量モデルでは、160 mgと比較して≤40 mgはOSに関して非劣性であり(HR=0.61、95%CI 0.36--1.06)、PFSに関して優れていた(HR=0.59、95%CI 0.35--0.99)ことに加え、寿命に関しても優れていた(HR=0.48、95%CI 0.28--0.84)。骨転移、パフォーマンスステータス不良、PSA反応、PSA nadir到達までの時間、疾患期間が転帰の独立した予測因子であった。事後解析では、用量と処方医のプロファイルとの間に強い関連が認められ、「可能な限り最小用量を支持する」から「全用量から決して逸脱しない」までの幅が示された。

結論:エンザルタミドの低用量は全用量に対して非劣性であった。用量調整に基づく戦略はさらなる検討に値する。

https://doi.org/10.64898/2026.08.28.26361616