1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:49:03 ID:SYS00000
【抄録】
目的:緑内障は慢性疾患であり、眼の健康を損ない、涙液膜の不安定化、ドライアイ症状、生活の質の低下につながる可能性がある。本研究では、ナイジェリアの眼科外来に通院する、糖尿病を併存する緑内障患者と併存しない緑内障患者の涙量の変化を比較した。
方法:比較的横断研究デザインを用いた。対象は157名で、糖尿病を併存する緑内障患者74名、糖尿病を併存しない緑内障患者83名が参加した。涙量の評価にはシュirmer Iテストと涙河(tear meniscus height: TMH)の測定を含めた。記述統計、独立2標本t検定、カイ二乗検定を用い、有意水準0.05で検討した。
結果:糖尿病を併存する緑内障患者では涙の産生が大幅に低下しており(11.4±6.8 mm)、糖尿病を併存しない緑内障患者(19.6±9.6 mm;p<0.001)と比べて有意であった。糖尿病を併存する緑内障患者の涙河高(0.8±0.3 mm)は、併存しない対象(0.7±0.3 mm;p=0.034)より有意に高かった。
結論:糖尿病は、涙の産生を低下させ、涙河高を変化させ、眼表面症状の重症度を高めることで、緑内障患者の眼表面機能を著しく悪化させる。緑内障の日常的なケア、特に糖尿病患者では、シュirmer Iテスト、TBUT、TMH、OSDI評価を含む眼表面の包括的評価を行い、眼表面疾患の早期検出と管理を可能にし、治療遵守を改善し、視機能の転帰を向上させるべきである。
キーワード:緑内障、糖尿病、涙産生、涙河高、眼表面疾患。
https://doi.org/10.64898/2026.08.30.26361782