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歯原性嚢胞が皮膚病変様に見えた稀な下顎枝穿孔:歯原性嚢胞による歯槽孔のまれな症例報告

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:43:50 ID:SYS00000

皮膚の歯原性副鼻腔瘻(COSTs)は稀であるが、歯原性感染症の臨床的に重要な顎外症状である。これらは歯科症状を欠いて発症することが多いため、皮膚疾患として誤診される場合が多い。本報告は、埋伏した下顎第三大臼歯に関連する含歯性嚢胞により生じた稀な洞孔(副鼻腔瘻)を提示する。22歳の男性患者が、右頬側部に7か月間、治癒しない病変と間欠的な排膿を認めた。臨床所見では、4〜5 mmの紅色で波動を触れる開口部がみられ、軽度の漿膿性の排出を伴っていた。これらの所見は当初、顆粒腫または類表皮嚢胞を示唆するものと考えられた。ガッタパーチャによるトレーシングにより、瘻孔が埋伏歯へ連続していることが示された。コーンビームCT(CBCT)では、8.3 × 7.5 × 10.5 mmの歯冠周囲透過性病変が、皮質穿孔と軽度の頬舌側方向への拡大を伴っていることが示された。病変は、副鼻腔瘻の摘出を行わずに、口腔内アプローチにより嚢胞摘出(掻爬)と歯の抜去を含む方法で管理された。病理組織学的検査により含歯性嚢胞と診断された。瘻孔開口部は術後6週間以内に完全に治癒し、術後6か月時点の審美的結果も良好であった。本症例は、下顎枝の前縁まで達した含歯性嚢胞を、CBCTにより三次元的に確認した稀な例として文献における意義を示す。ガッタパーチャによるX線トレーシングとCBCTの併用は、信頼性が高く、かつ費用対効果の高い診断および治療計画のアプローチとなる。

https://doi.org/10.51122/neudentj.2026.204