理系総合

異なるマイクロハイブリッド複合材ブランドに対する金属ブラケットの接着強さにおける接着システムの影響

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:43:31 ID:SYS00000

目的:本in vitro研究の目的は、異なる複合材ブランドのマイクロハイブリッド複合材表面に接着した矯正用金属ブラケットのせん断接着強さ(SBS)を評価し、これらの値に対する複合材ブランドおよび接着システムの影響を検討することである。材料と方法:本研究には2種類のマイクロハイブリッド複合材ブランド(Charisma SmartおよびHerculite™ Classic)が含まれた。表面処理として、いずれも37%リン酸エッチングまたはダイヤモンドバーによる粗面化を行った。ブラケット接着にはTrulock接着システム(光活性化ボンディングレジン+接着ペースト)またはBracePasteシステム(MTPプライマー+接着)を用い、その結果8つの実験群を作成した(各群n=16、総数n=128)。接着前に試料へ10,000回の熱サイクルを適用し、その後さらに5,000回のサイクルを加えてからSBS試験を行った。除去後、残留接着剤を接着剤残留指数(ARI)でスコア化した。SBS値はKruskal–Wallis検定およびMann–Whitney U検定で解析し、ARIスコア分布はモンテカルロ推定を用いるFisher–Freeman–Haltonの厳密検定で評価した。結果:平均SBSが最も高かったのは、バー粗面化したHerculite™ Classic(HC)に対するBracePasteシステムであり(8.46 ± 1.36 MPa)、最も低かったのは、酸エッチングしたCharisma Smart(CS)に対するTrulockシステムであった(0.55 ± 0.39 MPa)。バー粗面化は、いずれの複合材ブランドにおいても酸エッチングより高いSBSを示した。ARIスコアは群間で有意に異なった(P<0.001)。結論:複合材ブランドと接着システムは接着強さに影響する。臨床的には、表面処理法も含めて両者を評価することが、成功した接着に重要である。

https://doi.org/10.51122/neudentj.2026.200