1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:42:54 ID:SYS00000
目的:本研究の目的は、臨床経験を有する学生によって使用される歯内治療の前臨床教育における技術的評価ルーブリックの適用可能性を評価し、教員による評価との一致度を検討することであった。 材料と方法:本横断的観察研究には、歯内治療の臨床教育を修了した第4学年の歯科学生40名のボランティアが含まれた。第3学年の前臨床歯内治療教育中に摘出ヒト歯から調製された上顎小臼歯40症例を評価対象として無作為に選択した。すべての症例は、教員が構造化された評価ルーブリックを用いて事前に評価していた。ボランティア学生は、同一のルーブリックを用い、匿名化され番号付けされた症例をそれぞれ独立に評価した。評価は、自らの知識と臨床経験のみに基づいて行った。行動能力のパラメータは、後から客観的に評価できないため解析から除外した。学生と教員の技術スコアの関係は、PearsonおよびSpearmanの相関分析により解析し、群間差は対応のある標本t検定で比較した。有意水準はα=0.05に設定した。 結果:学生と教員の技術スコアの間には統計学的に有意な正の相関が認められた(r=0.625;p<0.001)。対応のある標本t検定の結果、2群間の技術スコアに統計学的有意差は認められなかった(p=0.79)。 結論:臨床経験を有する学生は、教員評価と整合的な方法で歯内治療の前臨床技術的評価ルーブリックを適用できることが示された。本研究結果は、歯内治療教育における技術的コンピテンスを評価する信頼できる手段として、構造化ルーブリックの使用を支持するものである。
https://doi.org/10.51122/neudentj.2026.191