理系総合

学年別にみた歯学生の職業的態度に関する検討:Professionalism Assessment Scaleを用いた横断研究

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:38:37 ID:SYS00000

本研究の目的は、学年の違いに基づいて歯学生の職業的態度を評価し、臨床経験がProfessionalism Assessment Scaleの下位尺度に及ぼす影響を検討することであった。本横断研究には、Muğla Sıtkı Koçman大学歯学部に在籍する412名の学生が含まれた。データは、すでに妥当性と信頼性が確立されているTurkish版Professionalism Assessment Scale(PAS-TR)を用いて収集した。尺度は3つの下位尺度から構成される:Professional Relationship and Development、Empathy–Humanism、Responsibility。内的整合性はCronbachのα係数を用いて評価した。群間比較はKruskal–Wallis検定により行い、統計学的に有意な差が確認された場合には事後のペア比較としてMann–Whitney U検定を用いた。全体の職業的態度スコアは学年間で有意差を示さなかった(p > 0.05)。一方で、臨床年(4年次および5年次)の学生は、前臨床の学生と比較してProfessional Relationship and Development(p = 0.023)およびResponsibility(p = 0.030)下位尺度で有意に高い得点を示した。Empathy–Humanism下位尺度では統計学的に有意な差は観察されなかった。尺度全体の内的整合性は高かった(Cronbach’s α = 0.88)。職業的態度は学年を通じて概ね安定していたが、臨床経験と密接に関連する下位領域で改善が認められた。

https://doi.org/10.54995/asc.6.2.1