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コンゴ民主共和国(DRC)におけるバンドゥブギョウウイルスによるエボラ病に関連する人的損失の現在価値:予備的分析

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:37:49 ID:SYS00000

要旨・序論:2026年7月13日時点で、DRCにおけるエボラ・バンドゥブギョウウイルス病(EBVD)の確認例は合計2011件、死者は754人であった。本研究の目的は、2026年7月13日時点におけるDRCに対し、(a) EBVDに関連する人的損失の総現在価値(TPVHL_EBVD)を推定すること、(b) EBVD死亡に伴う総生産性損失(TPL_EBVD)を推定すること、(c) EBVDの公衆衛生介入に係る直接費用(TDC_EBVD)を推定することである。方法:人的資本アプローチ(HCA)を用いてTPVHL_EBVDを推定した。すなわち、13の年齢階層にわたる生命損失の割引現在価値(PVHL_i)の総和である:1=5歳未満、2=5-9歳、3=10-14歳、4=15-19歳、5=20-24歳、6=25-29歳、7=30-34歳、8=35-39歳、9=40-44歳、10=45-49歳、11=50-54歳、12=55-59歳、13=60歳以上。各年齢階層のPVHL_(i=1,…,13)は、割引係数、割引を行わない平均余命年数、健康以外の一人当たり国内総生産(GDP)、および当該年齢帯のEBVD死亡者数を乗じて算出した。結果の頑健性を検証するため、HCAモデルを4回再推定し、(i)割引率5%、(ii)割引率10%、(iii)アフリカで出生時平均余命が最も高い79.68年(チュニジア女性)、(iv)世界で出生時平均余命が最も高い88.85年(モナコ女性)を仮定した。EBVD公衆衛生介入の直接費用の推計は、DRCで公表された研究に基づく。結果:EBVDにより全13年齢階層で失われた754人の人的生命について、TPVHL_EBVDはInt$ 18,438,961、1人当たりの平均はInt$ 24,455であった。割引率の再推定では(i)割引率5%および10%によりTPVHL_EBVDがそれぞれ22%および51%減少し、(ii)平均余命を79.68年および88.85年とした場合にはTPVHL_EBVDがそれぞれ30%および58%増加した。EBVDによる15歳以上の人々のうち失われた646人の人的生命について、TPL_DRCはInt$ 9,854,268、1人当たりの平均はInt$ 15,257であった。流行の最初の2か月における直接費用の総額は約Int$201,018,524であり、確認されたEBVD症例1件当たりの平均直接費用はInt$99,959であった。結論:現在進行中のEBVD流行は、これまでのところDRCに対して、健康面および生産性面で大きな損失をもたらしている。

https://doi.org/10.21203/rs.3.rs-10883678/v1