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進行性化学療法抵抗性固形腫瘍患者における地域化学療法後の全生存に関連する予後因子:実世界コホート研究

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:23:20 ID:SYS00000

背景:地域化学療法(RCT)は、進行性化学療法抵抗性の固形悪性腫瘍のうち選択された患者に対する救済治療として用いられるが、RCT後の生存に関連する因子は十分に明確化されていない。方法:単一の三次紹介施設においてRCTを施行された進行性化学療法抵抗性固形悪性腫瘍患者73例を対象に、後ろ向きの観察的実世界コホート研究を実施した。解析対象コホートの全患者で生存追跡が確実に利用可能であった。全生存(OS)はKaplan–Meier法で推定した。単変量Cox回帰により事前に定めた候補の予後変数を評価し、その後に同時多変量Cox比例ハザードモデルによって解析した。

結果:腫瘍種別によりOSの中央値は大きく異なり、乳がんで27.1か月から膵がんで8.0か月の範囲であった。主要な完全症例の多変量解析では、腫瘍種別のみがOSと独立して関連していた。乳がんと比較して、膵がんは有意に不良な生存と関連していた(ハザード比[HR]4.63、95%信頼区間[CI]1.55–13.86;p=0.006)。また他の固形腫瘍でも同様に有意な不良生存がみられた(HR 3.68、95%CI 1.15–11.77;p=0.028)。消化器系悪性腫瘍では、有意ではないものの不良生存への傾向が認められた。結論:これらの結果は、RCT後の転帰の腫瘍特異的な解釈を支持し、より大規模な前向きコホートでの検証を必要とする。

https://doi.org/10.20944/preprints202609.0020.v1