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バンカーメディアシステムとマルチ層を用いたCoenosia attenuataによるBradysia odoriphagaの生物的防除

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:21:31 ID:SYS00000

温室ケージ試験を実施し、捕食性のチョウバエ科に属するトラフライCoenosia attenuataが、中国ニラのBradysia odoriphagaに対して持つ生物的防除の可能性を評価した。害虫の抑制を高めるため、捕食者に代替餌(Drosophila melanogaster成虫)、バナナ由来のバンカーメディア、コイア(ココヤシ)由来のマルチ層を加え、4処理区を50週間にわたり設定した。捕食者のみを放飼した場合(T1)では、B. odoriphagaの幼虫に対する補正防除効果は56.14%から59.82%の範囲であった。とりわけ、幼虫の抑制はマルチ層と組み合わせた処理(T2: 94.23%)またはバンカーメディアシステムと組み合わせた処理(T4: 100%)で有意に高かった。成虫に対しては、T1は補正防除効果32.68%から69.73%を示したのに対し、T2とT4ではそれぞれ最大値が100%および97.69%であった。捕食者の適用はまた、中国ニラの乾燥重量を2倍にした。しかし、バンカーメディアとマルチ層を同時に用いたT3では相乗効果は得られなかった。総じて、本結果は、バンカー培地システムとコイア由来のマルチ層が、保護栽培システムにおけるC. attenuataベースの生物的防除を強化する有効な補助手段であることを示している。

https://doi.org/10.20944/preprints202608.2320.v1