理系総合

UBE2Nの骨髄系特異的な条件付き阻害はYUMM1.7の増殖を妨げる

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:13:53 ID:SYS00000

骨髄系細胞による免疫抑制におけるUBE2Nの役割は、がんにおいて未解明である。ここでは、時間依存的に誘導可能な骨髄系特異的ノックアウトモデル(LysMCreERUbe2nfl/fl)を用いて、骨髄系細胞を介した腫瘍進展におけるUBE2Nの機能を検討した。骨髄系細胞におけるUbe2nの時間誘導的な欠失(Ube2nMyeKO)は、YUMM1.7メラノーマの増殖を有意に妨げた。これは、腫瘍微小環境内の骨髄系細胞量の減少を伴っていた。組織レベルで、Ube2nMyeKO腫瘍微小環境におけるPD-1、PD-L1、SPP1の存在量の変化を観察した。in vitro解析では、骨髄由来マクロファージ(BMDMs)における触媒活性欠損UBE2NC87S変異体のノックイン発現により、Spp1の発現が著しく低下することを示した。Ube2nMyeKO BMDMの培養上清(CM)において、SPP1分泌の低下を観察した。Ube2nMyeKO BMDM-CMの処置は、慢性感作を受けたT細胞におけるPD-1、TIM-3、LAG-3の共発現を低下させた。さらに、Ube2nWT BMDM-CM中のSPP1を抗体を用いて中和すると、CD8+ T細胞におけるPD-1発現が低下した。これらの所見は、骨髄系におけるUBE2NがYUMM1.7の進展に関与する可能性を示唆する。

https://doi.org/10.64898/2026.08.31.748234