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多疾患を抱える人は病院での予定外ケアに異なる経路をたどる:日常的に収集された臨床データの解析結果

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:13:29 ID:SYS00000

研究目的 多疾患(MLTC)を有する人の病院内でのケア提供がどこで行われているかについてはほとんど知られていない。本研究の目的は、MLTCの有無およびその他の主要な社会人口学的特性に基づき、予定外ケアで入院した人のケア経路(病棟移動)と転帰を記述することである。

デザインとセッティング 大規模急性期英国病院における、日常的に収集される電子健康記録の解析。
参加者 2018年7月1日から2019年6月30日までの予定外ケアによる成人入院。
MLTCの有無 過去の退院からICD-10コードを用いて、59の長期疾患のうち2つ以上の存在を確認した。
主要評価項目 病棟移動について、マルコフ状態遷移確率を算出し、MLTCあり/なし、年齢、性別、エスニシティ、居住地域の剥奪度を比較した。
転帰 入院期間、死亡、再入院、「確定病棟」からの移動、および救急・アセスメント部門で過ごした時間を下位群間で比較した。

結果 合計33,252人の成人(平均年齢56.0歳、SD 21.9年)を解析し、そのうち14,834人(42.4%)がMLTCを有していた。MLTC群は、入院中の死亡率が高く(4.2% vs 1.9%、p<0.001)、内科系病棟または高齢者のための内科系病棟へ移る可能性が高かった。一方で外科系病棟への移動はより少なく、入院期間の中央値は長かった(1.83 vs 0.69日、p<0.001)。急性医療ユニットでの滞在時間も長く(15.5 vs 9.6時間、p<0.001)、「確定病棟」からの移動もより多かった(18.2 vs 16.4%、p=0.002)。

結論 予定外の病院ケア経路は複雑で、MLTCを有する人では異なり、転帰がより悪く、最適なケアを受けられる可能性が低いかもしれない。

https://doi.org/10.64898/2026.08.28.26361696