理系総合

エピソード記憶はパターン分離・パターン補完・予測的想起によって作業記憶を救済する

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:10:57 ID:SYS00000

作業記憶は容量制限があるが、エピソード記憶との相互作用によってこの制約が相殺されうる。我々は、Nバック課題とMnemonic Similarity課題を組み合わせることで、作業記憶に対するエピソード表象の瞬間ごとの寄与を検証した。視線追跡を行う31名の参加者は、まず一バック課題で項目を符号化し、先行する要素に対して「同じ」または「類似」と分類した。その後の二バック課題では、記憶による弁別が、事前経験による段階的で項目固有の利益を示した。すなわち、以前に比較された項目では成績が最良であった一方、同一の反復の認識は影響を受けなかった。以前に比較された項目を成功裏に弁別できた場合には、より大きな瞳孔拡張が伴い、それが徐々に、類似したペア相手によって誘発されるものに似た凝視パターンとして現れた。また、一バックと二バックのターゲット視線のあいだで高い凝視類似性が観察された。さらに、一バックにおけるペア相手間の凝視パターンの分岐は、二バックの弁別を予測した。これらの結果は、作業記憶を孤立したシステムとして特徴づける見方に異議を唱え、符号化では異なる痕跡を作り、次に現れる内容を予測し、想起時にそれを再呈するなど、作業記憶がエピソード計算をどのように動員するかを示す。

https://doi.org/10.64898/2026.08.26.746101