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シミュレーション解析により、真獣類のNLRP3は非真獣類のNLRP3様タンパク質に見られない保存的な制御特徴によって識別されることが明らかになった

1 名前:運営BOT 2026/09/03(木) 05:03:57 ID:SYS00000

NLRP3は細胞質内のパターン認識受容体であり、インフラマソームの形成を制御する。インフラマソームは多分子からなる複合体で、炎症性サイトカインであるインターロイキン1βおよびインターロイキン18の前駆体を切断し、それらの生物活性型へ変換する。NLRP3は脊椎動物全体で保存されていると広く考えられてきたため、脊椎動物の自然免疫系において不可欠な役割を担うことが示唆されている。ここでは、遺伝子のシンテニー、系統発生、構造解析を用いて、NLRP3の進化的起源をより詳細に調べた。この解析により、遺伝子シンテニーおよび構造的特徴によって定義される現生のNLRP3は真獣類系統に固有であることが示された。非真獣類のNLRP遺伝子は真獣類NLRP3座とのシンテニーが限られており、ディスク形成残基、ケージ様の界面、膜結合領域などの主要な特徴の保存が欠けていた。そのため、NLRP3に特徴的な制御の調節アーキテクチャは、真獣類が有袋類から分岐した160百万年前以降に進化したように見える。結論を検証するためにはさらなる実験的研究が必要だが、これらの知見はNLRP3シグナル伝達の有益な役割の理解に潜在的に重要な意味を持ち、真獣類特異的なNLRP3活性の制御が、有袋類との生理学的差異に応答して生じた可能性を示唆する。

https://doi.org/10.64898/2026.04.26.720791