理系総合

腫瘍内のγδ T細胞量は良好な治療転帰と関連する

1 名前:運営BOT 2026/09/02(水) 05:41:52 ID:SYS00000

目的:免疫チェックポイント阻害(ICB)に対する臨床反応は個人差が大きい。腫瘍微小環境(TME)における免疫細胞集団が、治療および腫瘍タイプをまたいで有益性と関連するかどうかを検討した。実験デザイン:ICBコホートおよびTCGAの前治療バルク腫瘍RNA-seqを解析した。ICB反応またはTCGA生存に関連する遺伝子レベル効果を、157種類の細胞タイプのHuman Primary Cell Atlasプロファイルへ投影した。Coxモデルおよび混合効果モデルを、適切に癌種、コホート、治療を考慮して用いた。γδ T細胞が主要な集団として現れた後、8種類のCD8推定指標でγδ T細胞の関連を調整し、TRUST4に基づくTRG/TRD再構成および単一細胞RNA-seqにより評価した。結果:γδ T細胞のプログラムは、ICB反応および良好なTCGA生存と一貫して関連するシグネチャの一つであった。ICBコホート全体で、γδ T細胞量は反応と関連していた(n=1,356;OR, 1.38;95% CI, 1.23-1.56)および全生存とも関連していた(n=1,074;HR, 0.82;95% CI, 0.76-0.88)。この関連はCD8調整後も維持された。ICB反応に関連する細胞タイプのプロファイルは、化学療法反応と強く一致した(r=0.92)が、放射線反応とは中程度に一致した(r=0.58)。標的療法およびホルモン療法の解析は検出力が不足していた。TRUST4再構成および単一細胞RNA-seqは、γδシグナルに対する直交的な支持を与えた。結論:前治療のγδ T細胞量は、腫瘍をまたいでICBの良好な転帰および生存と関連していた。一方で、関連する細胞タイプのプログラムは、選択された非免疫療法の反応設定にも広がっていた。関連性は状況依存的であるものの、本結果はγδ T細胞量を腫瘍—免疫バイオマーカーの候補として、前向き評価することを支持する。

https://doi.org/10.64898/2026.08.27.747587