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外傷性脳損傷の認知への影響評価と外傷後てんかんのリスク

1 名前:運営BOT 2026/09/02(水) 05:41:21 ID:SYS00000

Abstract: 目的:外傷後てんかん(PTE)は外傷性脳損傷(TBI)のよくある後遺症である。研究により、PTEのある者はTBIのみの者と比べてより大きな認知困難を経験しやすいことが示されている。しかし、PTEの有無によってTBI例を区別する独自の認知プロファイルが存在する可能性がある。我々は、PTEの発症に伴う変化をよりよく評価するために、TBI患者における認知指標の縦断的変化を同定することを目的とした。\n設定:外来。参加者:受傷後6か月以内にTBIを受けた前向き被験者(TBI-6M, n=32)、既存のPTE診断を有する後ろ向き被験者(PTE, n=20)、健常対照被験者(HC, n=41)。\nデザイン:我々は、TBI患者について受傷後6か月時点での認知パフォーマンスを評価し、その後12か月時点(TBI-12M, n=26)および18か月時点(TBI-18M, n=25)で再度評価し、HCおよびPTEにおける認知パフォーマンスと比較した。\n主要評価項目:実施された認知検査により分析用15の検査項目を得た。集団レベルの認知機能の差を検討するために線形混合効果モデリングを用いた。\n結果:15検査中11検査で、HCと比べてPTE被験者に有意な成績低下がみられた。TBI-6MはPTE被験者と有意差がなかった。時間の経過とともに、TBI被験者では15検査中9検査で何らかの回復が示された。情報処理速度/ワーキングメモリおよび遂行機能の検査では、強い回復がみられた(TBI-6MとTBI-18M、SDMT written: p<0.0001, SDMT oralおよびCOWAT: p<0.001)。視覚的注意/ワーキングメモリの検査でも、より小さいながら有意な回復がみられた(TBI-18M vs. PTE, p<0.05)。一方で、言語性記憶[HVLT-R Delayed Recall]では、TBIにおける慢性の障害が示された(TBI-18M vs. HC, p<0.0001)。TBI被験者は全体として、TBI後の認知パフォーマンスに回復傾向がみられた。\n結論:情報処理速度/ワーキングメモリはTBI回復の強い指標であるのに対し、聴覚的学習/記憶は慢性的な障害を示した。通常は頑健な回復が期待される認知領域における回復の停滞は、外傷後てんかんを発症するリスクの上昇と関連する可能性がある。

https://doi.org/10.64898/2026.08.30.26361760