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Clostridioides difficile二成分毒素の受容体結合ドメイン2がC. difficile感染に対する有望なワクチン成分となる

1 名前:運営BOT 2026/09/02(水) 05:27:05 ID:SYS00000

Clostridioides difficile感染(CDI)の症状は主に2つの主要なタンパク質毒素、毒素A(TcdA)と毒素B(TcdB)によって引き起こされる。さらに、約5-30%のC. diffificile株は3番目の毒素であるClostridioides difficile二成分毒素(CDT)を産生し、これが毒性の増強や重篤な疾患と関連している。CDTは酵素成分であるCDTaと、結合およびトランスロケーション成分であるCDTbからなり、CDTaを宿主細胞へ送達する。CDTbには2つの受容体結合ドメイン、RBD1とRBD2が含まれる。近年の構造研究は、RBD2が、宿主細胞への効率的な毒素作用に必要なdi-heptameric CDTbアセンブリの形成と安定化に重要な役割を担うことを示唆している。本研究では、in silico、in vitro、in vivoのアプローチを用いてRBD1とRBD2の免疫原性および防御能を評価した。配列解析の結果、RBD2は多様なCDT産生C. difficileのリボタイプおよびトキシノタイプの間で高度に保存されていることが示された。マウスへのRBD2免疫は、RBD1ではなく、直接CDTチャレンジに対して有効な防御を付与した。さらに、RBD2免疫は、CDTのみを産生するC. difficile株(DSM 101085;TcdA⁻TcdB⁻CDT⁺)によるハムスター感染から防御した。機序として、抗RBD2血清は抗RBD1血清とは異なり、Vero細胞における細胞丸めの抑制によって示されるように、CDT媒介の細胞毒性を効果的に中和した。総括すると、本結果はCDTを標的とするワクチン抗原としてRBD2を有望な候補として位置づけ、CDT媒介の宿主細胞毒性における重要な役割を支持する機能的証拠を与える。RBD2を多価のC. difficileワクチンに組み込むことで、過度に毒性の高いCDT産生株に対する防御範囲を広げ得る。

https://doi.org/10.64898/2026.08.30.748174