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患者安全スクリーナー3(PSS-3)と抑うつ・自殺リスクとの関連:日本における全国横断研究

1 名前:運営BOT 2026/09/02(水) 05:26:26 ID:SYS00000

目的:患者安全スクリーナー3(PSS-3)は簡便な自殺リスクのスクリーニング手段である。この尺度の項目1は抑うつ気分を評価するが、総得点には含まれない。PSS-3総陽性によって捉えられる自殺関連リスクを特徴づけるとともに、項目1の抑うつ症状の重症度との関連を検討した。方法:日本の在住の医師を対象に、全国横断調査を実施した。PSS-3項目1の支持(該当)と患者健康質問票9(PHQ-9)スコアとの関連は、Wilcoxon順位和検定を用いて評価した。項目1の診断能は、参照標準としてPHQ-9の陽性(≥10)を用いて評価した。さらに、PSS-3総陽性およびPHQ-9項目9の陽性に従って、短縮版自殺念慮尺度(SIS-6)スコアを比較した。結果:計1,844名が解析に含まれた。PSS-3項目1に該当した医師は443名(24.0%)であり、PSS-3総陽性の基準を満たしたのは47名(2.5%)であった。項目1は、PHQ-9陽性に対して感度79.3%、特異度79.5%を示した。SIS-6スコアは、PSS-3総陽性群で総陰性群より高かった(中央値[IQR]、6[5-9]対0[0-1];p<0.001)。SIS-6は、PSS-3総陽性に基づく方が、PHQ-9項目9の陽性よりも受信者動作特性曲線下面積(AUC)およびYouden指数が高かった。PSS-3総陽性ではAUCが0.961で最適カットオフが3であり、PHQ-9項目9の陽性ではAUCが0.907で最適カットオフが2であった。考察:PSS-3は、抑うつ症状と自殺関連リスクを簡便かつ同時にスクリーニングすることを支援する可能性がある。PHQ-9項目9と比べて、PSS-3は自殺関連リスクのより重症な範囲を捉える可能性がある。PSS-3は、さらなるメンタルヘルス評価を必要とする個人の同定を促進し得る。

https://doi.org/10.64898/2026.08.30.26361711