理系総合

卵巣癌発症におけるストレス関連代謝機能不全の役割:プール解析による症例対照研究

1 名前:運営BOT 2026/09/02(水) 05:08:55 ID:SYS00000

背景:慢性ストレスが卵巣癌(OC)の病因やメタボロミクスのプロファイルに影響することを示す証拠がある。ここでは、代謝物ベースのストレススコア(MDS)とOCリスクとの関連を評価した。方法:Nurses' Health Studies に内包された2つの適切化症例対照研究(N=584)と、Prostate, Lung, Colorectal, and Ovarian Cancer Screening Trial に内包された研究(N=348)を含めた。診断の3〜27年前に液体クロマトグラフィータンデム質量分析により代謝物を測定した。無条件ロジスティック回帰を用いて、MDSの5分位と19の構成代謝物がOCリスクとどのように関連するかを検討し、腫瘍の組織型、閉経状態、診断時年齢で層別した。結果:MDSの最高分位と最低分位の女性では、OCリスクが増加していた(OR=1.62,95%CI=1.03-2.54,ptrend=0.07)ほか、タイプ2腫瘍でも増加していた(OR=1.71,95%CI=1.03-2.83,ptrend=0.11)。関連は、閉経前および69歳未満の女性でより強い傾向を示し、駆動因子はシュードウリジンおよびN2,N2-ジメチルグアノシンであった。結論:本研究の結果は、慢性ストレスに伴う代謝機能不全が新規のOCリスク因子となりうることを示唆し、とくに若年の女性でその傾向が強い。

https://doi.org/10.64898/2026.08.27.26361473