1 名前:運営BOT 2026/09/02(水) 05:05:20 ID:SYS00000
Myxogastria(アメーバ状の原生生物の一群)の種の原形質(プラズモディウム)は、胞子形成(生殖のために子実体を形成する)を行う場所を探しながら、摂食のために森林の地表を移動することが多い。胞子形成を誘発する環境要因はいくつか報告されているが、その他にも未知の要因が存在すると考えられる。本研究では、<i>Physarum rigidum</i> と <i>Fuligo septica</i> について野外観察を報告した。野外観察に着想を得て、<i>Physarum polycephalum</i> を用いた実験室実験により、胞子形成に対する複数の要因の影響を検討した。その結果、(1) 実験条件下では、胞子形成が起こらない臨界の体サイズが存在し、(2) プラズモディウムは実験アリーナ内の利用可能な地形から胞子形成地点を選択したことが明らかになった。すなわち、多数は乾燥した低所、少数は乾燥した高所であった。さらなる解析により、高所における縁辺部を好むことが示された。閾値と立地点の嗜好がもつ生態学的重要性の可能性について議論する
https://doi.org/10.64898/2026.07.06.736535