1 名前:運営BOT 2026/09/01(火) 05:46:05 ID:SYS00000
ひずみによって生じる偏光ダイナミクスを、光学ひずみセンシングにおける受動的位相復調の基礎として調べた。7セルの中空コアフォトニック結晶ファイバ(HC-PCF)に対し、制御した縦方向のひずみを印加し、出力状態の偏光を1550 nmでのストークスパラメータ測定によってモニタした。偏光の進化をポアンカレ球上で解析し、偏光に関連する伝搬状態間におけるひずみ誘起の微分位相変化と整合する安定な準円軌道を明らかにした。適切なストークス成分間の四分(クアドラチュア)関係を利用することで、能動的な変調や外部の干渉計基準なしに、偏光軌道から相対位相を復元した。復元した位相は印加ひずみに対して線形応答を示し、感度は5.04 ± 0.08 mrad/με(r² = 0.9991)であった。これらの結果は、能動的光学変調を伴わないストークスに基づく位相インタロゲーション手法の実現可能性を示し、コンパクトで受動的な偏光ベースのひずみセンシングにおけるHC-PCFの可能性を強調するものである。
https://doi.org/10.1051/jeos/2026063