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米国糖尿病学会学術集会で発表された抄録における出版バイアス:後ろ向きコホート研究

1 名前:運営BOT 2026/09/01(火) 05:37:03 ID:SYS00000

目的。米国糖尿病学会学術集会で提示された抄録の出版率を明らかにし、研究結果の統計学的有意性とその後の出版との関連を評価することを目的とした。研究デザインおよび方法。2018年の米国糖尿病学会学術集会で提示された抄録を対象に後ろ向きコホート研究を実施した。主要な曝露は研究結果カテゴリー(統計学的に有意 vs 非有意)であり、主要アウトカムは学術集会での発表後5年以内の、索引付きジャーナルへの出版であった。出版状況はPubMed/MEDLINEおよびScopusの検索により決定した。調整済み相対リスク(RR)と95%信頼区間(CI)は、ポアソン分布と頑健分散を用いた一般化線形モデルにより推定した。結果。対象541件の抄録のうち321件(59.3%)が、その後索引付きジャーナルに掲載された。有意な結果を報告した抄録は、非有意な結果を報告した抄録より出版率が高かった(61.9% vs 42.3%;p=0.002)。調整後の解析では、有意ではない結果を報告した抄録は、有意な結果を報告した抄録と比べて出版の可能性が低かった(調整済みRR 0.71[95% CI 0.55–0.93];p=0.013)。結論。ADA学術集会で提示された抄録の約4割は、5年以内に出版されていなかった。有意ではない結果を報告した抄録は、その後の出版可能性が低く、糖尿病学分野における出版バイアスが持続していることを示唆する。今後は、統計学的有意性だけに基づくのではなく、効果推定値、信頼区間、臨床的関連性の解釈を促進する取り組みにより、証拠の選択的な開示を低減できる可能性がある。

https://doi.org/10.64898/2026.08.26.26361486