目的。急性脳損傷後の予後評価は概ね叙述的であり、予後言語がその後のケアとどのように関連するかは大規模には測定されていない。本研究では、どこにそれが記載されているかを定量化し、その後のコードステータス制限との関連を評価した。方法。MIMIC-IV(2008-2019;退院サマリーおよび放射線レポート)とタイムスタンプ付きのMIMIC-IIIコホート(記録およびコードステータス指示)を用い、急性脳損傷または関連する神経学的救急の成人を対象とした多データベース観察研究を実施した。曝露は予後を記す言語として文書化した。転帰は、その後のフルコードから制限への移行との関連、記録ストリームの位置、構造化されたグラスゴー昏睡尺度(GCS)運動スコアに対する指示への従事の記載の完全性とした。結果。31,993件の入院(27,054人の患者;年齢中央値69歳;男性54.9%)のうち、タイムスタンプ付きコホート(MIMIC-III)における予後言語は、多変量調整後に、その後のコードステータス制限と関連していた(調整済みハザード比4.3;95%信頼区間2.9-6.5;未調整の14日累積発生率40% vs 8.5%)。この関連は、コンフォート・メジャーズ成分(3.9)、高リスクサブグループ(4.4)、および急性期の生理学的要因の調整後(4.1)にも認められた。関連は最初の3日間に集中していた。非予後的な重症度言語には比較可能な関連はみられなかった(ハザード比1.1-1.3)。予後言語はほぼ全て叙述欄に局在していた(退院サマリーの4.9% vs 放射線レポートの0.015%)。指示への従事は、サマリーの55.7%で記載がなく、最終24時間のGCS運動スコアは72.8%でチャート化されていなかった。結論。急性脳損傷後に文書化された予後言語は、構造化された項目ではなく叙述に記されており、多変量調整後に、その後のコードステータス制限と関連していた。本観察的関連は因果関係を確立できないが、前向き研究が求められる。
https://doi.org/10.64898/2026.08.27.26361534