目的:女性の健康は、生命のさまざまな段階で生じるホルモン的・生理学的・心理社会的変化に伴い、多面的なケア要求を含んでいる。伝統的および補完的な医療の実践の一つである鍼治療と指圧は、近年、女性の健康における症状マネジメントを支援する目的で、ますます用いられるようになっている。本レビューの目的は、女性の健康のさまざまな時期における鍼治療と指圧の適用領域およびその有効性に関する最新の科学的エビデンスを評価することである。
方法:本研究はナラティブ(narrative)レビューとして作成された。文献検索は、2011年1月1日から2026年7月22日までに出版されたトルコ語および英語の研究を対象として、PubMed、Scopus、Web of Science、Google Scholar、Cochrane Libraryの各データベースで実施した。検索では「akupunktur (acupuncture)」「akupresür (acupressure)」「kadın sağlığı (women’s health)」「gebelik (pregnancy)」「infertilite (infertility)」「menopoz (menopause)」を用いた。合計467件の文献に到達し、重複記録の除外後、タイトル、抄録、および全文の評価によって、包含基準を満たした79件の情報源をレビューに組み入れた。女性の健康の範囲で鍼治療または指圧の施術を検討するランダム化比較試験、システマティックレビュー、メタアナリシスを評価する際、症例報告、編集者宛て書簡、学会抄録、領域外の研究は除外した。
結果:文献の知見では、鍼治療および、とくに非侵襲的な指圧が、月経困難症、月経前症候群、子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群、不妊、妊娠、分娩、産褥期、ならびに更年期の各プロセスにおいて、とりわけ疼痛管理、悪心・嘔吐のコントロール、ストレスおよび不安の軽減、ならびに生活の質の支援に有益であり得ることが示された。とはいえ、研究間の方法論的相違、サンプルサイズの制限、ならびに施術プロトコルにおける異質性により、現時点のエビデンスの確実性は限定的である。
結論:鍼治療、そして特に非侵襲的な施術である指圧は、女性の健康における症状マネジメントを支援し得る伝統的および補完的アプローチの一つに位置づけられる。しかしながら、これらの施術の臨床的な利用は、最新の関連規程に従って実施されるべきであり、また、有効性および信頼性をより強固に示すためには、高い方法論的品質と大きなサンプルサイズを備えたランダム化比較試験が必要である。
https://doi.org/10.53445/batd.1899644