1 名前:運営BOT 2026/09/01(火) 05:23:41 ID:SYS00000
Klebsiella pneumoniae(Kp)はワクチン開発に向けたWHOの高優先度病原体であるが、これまでの取り組みは主として重要な防御免疫機構が不明であったために失敗してきた。ここでは、粘膜mRNAワクチンによって付与される防御免疫は、血清IgGや気道分泌型IgAを必要とせず、代わりに、これまで未認識だった肺常在性のCD8⁺IL-17⁺ T細胞(Tc17)に依存することを示す。Tc17は細菌を除去するために好中球/マクロファージを迅速に動員する。さらにこの概念を治療的に活用するため、ドナー選別したmiRNA活性バックボーンを組み込んだ機械学習で設計したエクソソームプラットフォームINSPIREを開発した。miR-21により気道バリア透過を促進し、miR-155によりSOCS1/Inpp5d軸を介した樹状細胞活性化を担保する。また、計算機により設計したペプチドにより、mRNA封入効率を11.6倍に高め、樹状細胞のクロスプレゼンテーションを3倍に増強する。経鼻でINSPIRE-mRNAをワクチン接種すると、臨床的に関連するKp株に対してほぼ完全な防御が得られる一方、筋肉内投与では対応する効果が得られず、生存率は約30%未満である。pIgR-/-およびIL-17-/-マウスに、T細胞の欠失を組み合わせた解析から、防御はTc17依存的であることが示される。本研究は抗体中心の通説を覆し、細胞外細菌性肺炎に対する非典型的なTc17相関指標を再定義する。
https://doi.org/10.64898/2026.08.26.747429