理系総合

有孔動物におけるミトコンドリア小サブユニット rRNA の二次構造多様性

1 名前:運営BOT 2026/09/01(火) 05:10:12 ID:SYS00000

動物のミトコンドリア rRNA はしばしば構造が縮退したものと見なされるが、海綿の mt SSU rRNA はコンパクトなものから高度に伸長した構造まで幅がある。9 個の保存的な構造アンカーを用いて、4 つの綱と 22 の目にわたる分類学的に同定された 216 の記録を比較した。そこには 16 の淡水性 Spongillida と 200 の海産海綿が含まれる。12 の相同な高変異部分構造を構造型として符号化し、その順序付きの組合せを複合型とした。分子長が 853 から 2,019 nt の範囲にある試料について、38 の構造型と 62 の複合型を同定した。Hexactinellida と淡水性 Spongillida はそれぞれ異なる複合型については一様であったが、全体の構造は大きく異なった。hexactinellid の mt SSU rRNA はコンパクトであり、一方 Spongillida のそれは長く、4 ないし 5 個の候補挿入領域を含んでいた。これらの結果は、保存的足場が系統に関連した広範な構造変化を許容できること、また高度に分岐したミトコンドリア rRNA を比較するための実用的な枠組みを提供することを示す。

https://doi.org/10.64898/2026.08.28.747467