理系総合

気候変動は2026/27年予報に見られるような例外的エルニーニョ現象を一層激化させた

1 名前:運営BOT 2026/08/30(日) 05:23:35 ID:SYS00000

極端なエルニーニョ現象は世界の広い範囲の天候を攪乱し、農業、漁業、経済的産出に対する悪影響が数年にわたって持続する。事象の帰属では、個々の熱波、干ばつ、洪水に対する人為的影響が定量化されることが通常であるが、それらの多くを引き起こすエルニーニョ現象そのものへの適用は、はるかに限定的である。ここでは、本年後半にピークを迎えると予測されている2026/27年のエルニーニョ現象を調べる。我々は、予報機関が運用上採用している相対的ナイーニョ3.4指数を用いて評価する。これは、同時期の熱帯平均に対するナイーニョ3.4偏差を測る指標である。マルチモデル予報は、ピークが3.16°Cに達し、アンサンブル成員の84%で、観測記録における最大の事象(1982/83)を上回ることを示す。ENSOの非対称性について評価されたモデルから得た、前工業期と現在気候のシミュレーションに対して一般化パレート分布の当てはめを行うと、この規模の事象は現在気候では約6倍起こりやすいことが分かる。2026/27年の予報は、気候変動が極端なエルニーニョ現象の稀少性と強度をすでにどのように変えているかを例示している。

https://doi.org/10.31223/x54f7s