理系総合

嗅覚CSERPは健常高齢者における末梢優位の嗅覚—三叉相互作用を示唆する

1 名前:運営BOT 2026/08/30(日) 05:15:32 ID:SYS00000

嗅覚系および鼻腔内三叉神経系は相互に密接に連関し、化学感覚の知覚に影響を与える。しかし、それらの相互作用の機序は十分に理解されておらず、主として若年成人を対象に研究されてきた。本研究の目的は、同側および対側の嗅覚—三叉神経同時刺激下での電気生理学的ならびに行動的反応を比較し、末梢機序と中枢機序の相対的寄与を明らかにすることである。化学感覚事象関連電位および定位課題を用い、44名の健常高齢者(66.3 ± 4.6歳、29名の女性)を4条件で試験した:純粋な三叉神経(二酸化炭素;CO2)、純粋な嗅覚(2-フェネチルエタノール;PEA)、同側の同時刺激(PEA+CO2;同じ鼻孔内)、対側の同時刺激(PEA+CO2;反対の鼻孔内)。同側の嗅覚—三叉神経同時刺激は、対側ではないものの、三叉神経定位の成績を改善し、後期陽性成分の振幅をより大きくした。これらの所見は、嗅覚—三叉神経相互作用が主として末梢機序によって駆動され、中枢機序ではないことを示唆する。本研究はまた、健常高齢者におけるCSERPの規範データも提供する。

https://doi.org/10.64898/2026.08.25.746692