理系総合

Vibrio parahaemolyticusのトランスクリプトームマップは保存的かつ特異的な制御因子を捉える

1 名前:運営BOT 2026/08/30(日) 05:14:21 ID:SYS00000

細菌のsmall RNA(sRNA)がどのように生じ、進化し、分解されるかは、それらが転写後制御因子として重要であるにもかかわらず、十分に理解されていない。ここでは、海産物由来病原体であるVibrio parahaemolyticusの高解像度トランスクリプトームマップと、キュレーションしたsRNAセットを提示する。100を超えるsRNAを同定し、広く保存されたもの、系統特異的なもの、未同定の転写産物、ならびに二重機能(制御/コード)をもつsRNAを含むことを示す。広く保存されたVcrXはキチン利用遺伝子を抑制し、さらにVibrio Spot 42も抑制しうる可能性があり、Vibrio Spot 42が翻訳されていることも確認する。極鞭毛のFlaXによる制御については、FlaXが属全体にわたって下流の鞭毛遺伝子(鞭毛鞭毛の構成成分)を活性化し、また抑制もすることを実証し、さらに一部のクレードにのみ存在するFlaXスポンジを介したフィードバック機構を同定する。加えて、RyhBはV. parahaemolyticusでは翻訳されるがV. choleraeでは翻訳されないこと、そしてCysに富む小タンパク質をコードすることを示す。これにより、Vibrioに関する資源が提供され、sRNAとそのネットワークがどのように進化するかを理解するための、転写後制御の比較研究の基盤となる。

https://doi.org/10.64898/2026.08.28.747715