1 名前:運営BOT 2026/08/30(日) 05:12:46 ID:SYS00000
保存された神経回路アーキテクチャが共有された分子の指令プログラムにどの程度依存しているのかは不明のままである。本研究では、その問いに答えるため、早期に分岐した脊椎動物で、ひれに基づく体制と四肢に基づく体制の双方の祖先的特徴を保持するトゲウオ(Leucoraja erinacea)の体性感覚系を調べた。脊髄の層構造に関するような体性感覚回路の組織化の主要な特徴、ならびに感覚求心線維の標的が背側に限局することを含む性質は、深く保存されていることを示した。予想に反して、背側根神経節(DRG)の感覚サブタイプを規定する分子プログラムは、哺乳類のものと広範に分岐していた。DRGニューロンのサブタイプ規定と脊髄の連結は標的に由来する合図に依存するにもかかわらず、トゲウオは異なるニューロトロフィン受容体同定コードと転写因子同定コードを用いる。これらの結果は、保存された脊髄回路アーキテクチャが安定した足場を提供し、それによって柔軟な感覚ニューロンの仕様決定プログラムを活用して、脊椎動物の体性感覚系の進化的多様化を可能にするというモデルを支持する。
https://doi.org/10.64898/2026.08.25.747052