1 名前:運営BOT 2026/08/30(日) 05:04:12 ID:SYS00000
CO2トランスポーターは、CO2の方向性をもった水和を触媒することで、細菌の炭素濃縮機構を可能にする。しかし、このベクトル性炭酸脱水酵素(CA)活性の基盤は未解決の問題である。そこで我々は、Thermocrinis albus由来DAB1複合体の構造をクライオ電子顕微鏡(cryo‑EM)により2.13 Åで決定した。その結果、ヘテロトリマーが明らかとなり、DabA中に深く埋もれたβ‑CA活性部位が、プロトン輸送サブユニットDabBと構造的に結合していることが示された。基質の侵入と生成物の退出に対して異なる溶媒チャネルを規定する2つのコンフォメーション状態が存在する。サプレッサースクリーンにより、CA活性を保持したまま結合を破壊する変異が同定された。これは、プロトン輸送から活性部位のリモデリングへと連結する保存残基の重要性を裏付ける。これらの結果は、プロトン駆動のコンフォメーション変化が活性部位への基質アクセスを制御し、ベクトル性CO2水和を可能にするモデルを支持する。
https://doi.org/10.64898/2026.05.01.722082