1 名前:運営BOT 2026/08/30(日) 05:03:51 ID:SYS00000
知覚学習は、適応的な意思決定に必要な感覚情報の獲得と統合を含む動的過程である。知覚学習の神経基盤を解明することは、知覚の鋭敏さの障害が関与する統合失調症やその他の神経発達障害の理解に関連する可能性がある。われわれは、新規なタッチスクリーン課題を開発し、方位弁別と可変的な注意負荷を用いることで、雄と雌のラットにおける視覚的知覚学習(VPL)の知覚成分および注意成分を明らかにすることを目指した。先行する証拠に基づき、VPLにおける個体差は、一部γ-アミノ酪酸(GABA)によって媒介される抑制性神経伝達に依存しうると仮説を立てた。課題の事前訓練後に「不良」と「良好」の学習者に被験体を分けたところ、学習の初期にα5サブユニット特異的なGABA-A(GABRA5)陽性アロステリックモジュレーター(アロガバト)およびGABA-B作動薬(R-バクロフェン)を投与した不良学習者で、用量依存的なVPLの改善が見られた。不良VPL成績は、前頭前野(PFC)の背側領域、特に前主要皮質におけるGABRA5 mRNA発現の有意な低下と関連していた。この領域におけるGABRA5発現の低下は、ソマトスタチンおよびパルブアルブミンを発現する介在ニューロンに共局在していた。これらの結果は、抑制性介在ニューロンの選択的なPFC集団におけるGABRA5発現と、VPLの速度と鋭敏さとの間の潜在的な関連を示すものである。
https://doi.org/10.64898/2026.03.25.714213