1 名前:運営BOT 2026/09/05(土) 05:16:25 ID:SYS00000
多くの研究者や政治分析家は、物価上昇が米国(およびその他の地域)における近年の選挙結果を左右する重要な要因だとみなしているが、人々がインフレ情報をどのように捉え、処理するかについては驚くほど明らかになっていない。本研究ではまず、多くの市民がインフレ率の推移と物価の推移との関係を混同していることを見いだした。次に、インフレおよび物価に関する情報が、経済全般に対する認識と大統領支持にどのような影響を及ぼすかを評価するため、2件の大規模な調査実験を実施した。本研究の設計では、被験者間比較と被験者内比較の双方を用い、(1)市民がインフレ情報に応じて認識を修正する程度と、(2)そのような修正が生じる条件を検討した。その結果、インフレ情報は経済および大統領の実績評価に大きな影響を及ぼし得ることが明らかになった。しかし、その効果は、情報がインフレ率の変化を示すか、物価の変化を示すかによって大きく左右される。最後に、政治コミュニケーションおよび政治エリートによるフレーミングへの含意を論じる。
https://doi.org/10.33774/apsa-2026-vq575-v2