文系総合

科学ベースのカートゥーンによって支援された科学活動を通して幼児の科学的プロセス技能を検討する

1 名前:運営BOT 2026/09/01(火) 05:44:08 ID:SYS00000

本研究は、カートゥーンにより支援された科学活動において、幼児が示す科学的プロセス技能を検討することを目的とする。混合研究法のアプローチを用いて設計された本研究では、自然な保育環境において収集した量的データと質的データの双方を分析した。参加者は、トルコの公立幼稚園に通う60〜72か月の22人の子どもと、そのクラス担任教師であった。8週間にわたる実施プロセスは2つの段階で行われた。最初の4週間ではカートゥーンなしの科学活動を行い、続く4週間ではカートゥーンにより支援された科学活動を行った。量的データは研究者らが開発した科学的プロセス技能チェックリストを用いて収集し、質的データは担任教師への半構造化インタビューを通して収集した。チェックリスト上の各行動項目は二値尺度(0〜1)で得点化し、異なる測定期間において観察された子どもの科学的プロセス技能に関連する行動の頻度の変化を、McNemarの正確検定を用いて分析した。その結果、介入プロセスを通じて子どものチェックリスト総得点が増加することが示された。カートゥーンのない段階でも得点の増加が観察されたが、カートゥーンによって支援された段階ではより顕著な差が現れた。担任教師のコメントは、カートゥーンにより支援された科学活動が、子どもの関心と活動への参加に関連づけて評価されたことを示していた。本研究は、保育環境においてカートゥーンにより支援された科学活動がどのように経験されるかについての探索的知見を提示するものである。その結果は、幼児期の科学活動においてマルチメディアにより支援された教材が用いられる状況的な例を提供するものである。

https://doi.org/10.38089/ekuad.2026.267